This post is also available in: enEnglish (英語)zh-hant繁體中文 (繁体中国語)ja日本語

2025年は「コズミックオレンジ」の元年──HermèsからTaylor Swiftまで、世界を飲み込むオレンジ旋風

TREND / 2025-09-16

2025年を象徴する色を一つ選ぶなら、それは間違いなくオレンジ。

ただし「果汁みたいな可愛いオレンジ」ではなく、未来感とパワー全開のコズミックオレンジ。まるで突然現れたブームのように見えるけれど、前兆はすでにあった。Taylor Swiftが12枚目のアルバム(T12)を予告した時、映像はオレンジのフィルター一色。ファンはすぐに「オレンジの暗号」を感じ取った。そしてAppleは iPhone 17 Pro コズミックオレンジ を投入し、テック業界の頂点にこの色を押し上げた。ポップ女王とテックジャイアントが同じ色を選んだ瞬間、それは単なる流行ではなく「世界規模のオレンジ旋風」になるのだ。

Hermès:毛布からリップまで、控えめなのに究極のラグジュアリー。

オレンジといえば、やはりHermèsの右に出る者はいない。アイコニックなオレンジボックスはすでにラグジュアリーの象徴。今年はHermès Ithaque ジャカードウール&カシミヤブランケット(Terracotta/Tangerine)がオレンジをインテリアに持ち込み、Hermès Beauty のルージュ Hermès 限定色「Orange Flash」は、まるで太陽をポケットに忍ばせるよう。ひと塗りでオーラが一気に輝き出す。

Bottega Veneta:ラインストーンヒール、夜遊びの主役。

Hermèsのオレンジが昼のエレガンスなら、Bottega Venetaのオレンジはナイトライフのスポットライト。鮮やかなオレンジレザーにクリスタルを散りばめたハイヒールは、クラブに一歩踏み入れた瞬間に主役にしてくれる。ワイルドさと上品さの境界を絶妙に突くのが、まさにBottegaの魔法。

Roger Vivier:バックル付きクラッチ、オレンジの上品な一面。

Roger Vivierはオレンジをより繊細に表現。柔らかな光を帯びたオレンジにシグネチャーのクリスタルバックルを合わせた「ARANCIOCHIARO」クラッチは、オレンジでもエレガントになれることを証明する。ディナーにもレッドカーペットにも完璧にフィット。

Eugenia Kim:レザーベレー帽、一瞬でストリートスナップの主役に。

編集者のおすすめはEugenia Kimのレザーベレー帽「Carter」。オレンジのベレーは「パリの反逆ガール」そのもの。トレンチやレザージャケットと合わせれば、一気にストリートスナップの主役。派手すぎず、でも確実に目を引く。オレンジ初心者にぴったりの一品。