Posted by 
This post is also available in: 
English (英語)
繁體中文 (繁体中国語)
日本語
L’Objet：日常を芸術へと昇華させるラグジュアリーオブジェ
LIFESTYLE / 2025-09-26
地中海の旅から始まった、美の探求
L’Objetは2004年、イスラエル出身のデザイナー Elad Yifrach（エラド・イフラフ） によって設立されました。彼は地中海沿岸を旅する中で出会った 古代文明の装飾美や工芸文化に強いインスピレーションを受け、これを現代のインテリアに融合させたいと考えました。初期のコレクションはリモージュ磁器をベースに、緻密な装飾とラグジュアリーな素材で仕上げられ、瞬く間に世界の高級百貨店やデザインギャラリーで話題に。現在も、**「機能性のあるアート作品」**というブランド哲学を軸に、グローバルなラグジュアリー市場で存在感を高めています。
機能と芸術を融合させたオブジェの世界
L’Objetの製品は、芸術的造形と実用性を兼ね備えています。シグネチャーである Fortuny磁器シリーズは、ヴェネチア伝統のテキスタイルから着想を得て、華麗なパターンと24Kゴールドの輝きで仕上げられています。一方、Haas Brothersとのコラボレーションでは、ユーモラスでシュールなオブジェを発表し、単なるインテリアを超えて「飾る楽しみ」と「語り合うきっかけ」を生み出しました。L’Objetは食器、キャンドル、インテリアアクセサリーに至るまで、「暮らしの中に置ける美術品」を展開し、日本の消費者が重視する質の高さと唯一無二の存在感を兼ね備えています。
暮らしを彩る、文化とのクロスオーバー
L’Objetは単なるインテリアブランドではなく、ライフスタイル全体を芸術体験へと変える存在です。世界の職人やアーティストとのコラボレーションを積極的に行い、限定版のオブジェやキャンドルコレクションを発表。アートバーゼルなどの国際的な舞台でも注目を集め、「美と文化の交差点」としての役割を担っています。日本市場においても、ギフト文化や特別な日の演出に寄り添うブランドとして共感を呼び、サステナブルな素材選定や手仕事を尊重する姿勢は、近年のエシカル志向の高まりとも強く結びついています。
