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2025年ヴェネツィア国際映画祭レッドカーペット速報｜エマ・ストーン、ケイト・ブランシェット、孫藝珍（ソン・イェジン）が魅せた極上の瞬間

FASHION / 2025-09-02

  1. エマ・ストーン × Louis Vuitton：静かなラグジュアリー
  2. ティルダ・スウィントン × Chanel：ミニマリズムの極み
  3. ケイト・ブランシェット：持続可能性と前衛性の二面性
  4. ハイディ＆レニ・クルム：母娘で魅せるツインルック
  5. ジョージナ・ロドリゲス：300万ドルの輝き
  6. アマル・クルーニー：知性と気品のレトロ・エレガンス
  7. 孫藝珍（ソン・イェジン）：ブラックスワンの圧巻オーラ

2025年ヴェネツィア国際映画祭（Venice Film Festival） がついに開幕。映画の祭典でありながら、真の主役はやはりレッドカーペット。世界のトップスターたちが集結し、ロマンティックな水の都は一夜にして「世界一華やかなランウェイ」と化しました。

エマ・ストーン × Louis Vuitton：静かなラグジュアリー

今映画祭で最も注目された女優のひとり、エマ・ストーン。彼女は再び Louis Vuitton のミューズとして圧倒的な存在感を放ちました。

主演作 『Bugonia』 のプレミアでは、カスタム・クチュールの刺繍チュールドレスを披露。30万個以上のスパンコールを散りばめ、2000時間をかけた職人技は、華やかさの中に「静かなラグジュアリー」を漂わせました。堂々とした佇まいは、まさに大女優の風格。

記者会見では一転して、黒のクレープニットトップ＋シャンティイレースのアシンメトリースカートに Louis Vuitton Express PM バッグを合わせ、シンプルでありながら格別な洗練を見せつけました。

ティルダ・スウィントン × Chanel：ミニマリズムの極み

「ファッション仙人」と呼ばれる ティルダ・スウィントン は、今回も期待を裏切りませんでした。

『La grazia』 のプレミアでは、Chanel のカスタムメイドドレスを着用。ホワイトシルクブラウスにフリルとリボンを施し、ブラックシルクとミカドサテンのロングスカートを合わせたコントラストが絶妙。仙気漂う佇まいで観客を魅了しました。

ジュエリーは Chanelオートジュエリー Diamond Sillage と Tweed Brodé リングをチョイス。控えめながらも確かな輝きが、彼女の独特な存在感を引き立てます。

ケイト・ブランシェット：持続可能性と前衛性の二面性

Armani Privé：サステナブルな女王
 「レッドカーペットの女王」ケイト・ブランシェット は、2022年SAGアワードで着用した Armani Privé のブラックマーメイドドレスを再登場させました。深いVネックと幾何学的ディテール、立体的なウエストラインがエレガントであり、彼女のサステナブルな姿勢を強く示しました。

Maison Margiela：暗黒の女王
 さらに 『Father Mother Sister Brother』 のプレミアでは、Maison Margiela 2025秋冬オートクチュールを選択。新クリエイティブ・ディレクター グレン・マーティンス によるこのドレスは、黒い生地を羽のように裁断し重ねることで、まるで黒い鳥が羽ばたくような幻想的な動きを生み出します。

足元には 透明ヒールのTabiブーツを合わせ、ブランシェットは完全に「暗黒の女王」と化しました。翌日の記者会見では Louis Vuitton 2026リゾートコレクションのミラードコルセットで、クールで鋭い印象にシフト。まさに無双の存在感でした。

ハイディ＆レニ・クルム：母娘で魅せるツインルック

レッドカーペットでの母娘共演は難易度が高いものの、ハイディ・クルムと娘のレニは見事に成功。

ハイディは Intimissimi のヌードサテンガウンにコルセットディテールを効かせ、レニは対照的に ブラックコルセットドレス。母と娘のコントラストが完璧なファッションストーリーを作り出しました。

ジョージナ・ロドリゲス：300万ドルの輝き

映画スターではないものの、ジョージナ・ロドリゲス（クリスティアーノ・ロナウドの婚約者）が一気に話題をさらいました。

30カラット、約300万ドルのダイヤモンドリングを大胆に披露。ブラックレースドレス＋三つ編みヘアという組み合わせに、さらに複数のダイヤモンドジュエリーを重ね、圧倒的なゴージャス感で観客を魅了しました。

アマル・クルーニー：知性と気品のレトロ・エレガンス

アマル・クルーニー は夫ジョージ・クルーニーに寄り添いながら、『Jay Kelly』 のプレミアでクラシックな存在感を発揮。

Jean-Louis Scherrer 1995年秋コレクションのボルドータフタガウンに Aquazzura のメタリックヒール、Jimmy Choo のクラッチを合わせ、華やかさと知性を兼ね備えた「レトロ女神」の風格を見せました。

孫藝珍（ソン・イェジン）：ブラックスワンの圧巻オーラ

ラストを飾ったのは韓国のトップ女優、孫藝珍（ソン・イェジン）。

彼女が選んだのは、Cucculelli Shaheen 2025春夏のブラックチュールドレス。そこに Damiani Mimosa ハイジュエリーを合わせ、エレガンスと神秘性を兼ね備えた「ブラックスワン」のような存在感を放ちました。