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2025 MTV VMAs レッドカーペット完全まとめ:レディー・ガガの圧勝、ドージャ・キャットのリップ騒動、サブリナ・カーペンターの大躍進、そして「ゴールドMoonbubu」のサプライズ!

FASHION / 2025-09-10

今年のVMAsは、とにかくカオス。でもそれが最高。賞レースの結果はもちろん、レッドカーペット自体が一本の映画のよう。大御所ディーバからZ世代の新星まで、それぞれが「これぞ私!」というスタイルを披露しました。ここで注目ポイントを一気に振り返りましょう。

ドージャ・キャット:リップを食べた?!

バルマンのレトロなミニドレスに、ジュディス・リーバーのリップ型クラッチ。髪は80年代風のゴールドカール。十分にドージャらしい登場ですが、フォトコールで突然リップを取り出してお直し…と思いきや、そのままガブリ! 実は特製のチョコレートリップ。M·A·Cが新アンバサダー就任を仕掛けた演出でした。さすが話題独占。

レディー・ガガ:ダーク・フェアリーテイルの女王

マーク・ジェイコブスのパープル×ブラックのドレス。大胆なフリルやレースが新アルバムのビジュアル、そしてNetflix『Wednesday』用の新曲〈Dead Dance〉の世界観を再現。12部門ノミネート中4冠を獲得、その中には最重要の「年間最優秀アーティスト」も。ブルーノ・マーズとの共演曲〈Die with a Smile〉で最優秀コラボ、さらに〈Abracadabra〉で最優秀監督賞と美術賞。2010年の「生肉ドレス」ほどの衝撃はなくても、このルックは伝説入り確定。

ロゼ × ブルーノ・マーズ:ソング・オブ・ザ・イヤー

ブルーノ・マーズの魔力はやっぱり本物。ロゼとのコラボ曲〈APT.〉が「年間最優秀楽曲」を受賞。リリース直後からTikTokやラジオで大バズり、世界中を席巻しました。ロゼはオスカー・デ・ラ・レンタのクリームイエローのスパンコールドレスにルブタンのパンプス、ティファニーのジュエリーで登場。受賞スピーチでは「16歳の自分」に賞を捧げると語り、感動を呼びました。

サブリナ・カーペンター:大躍進の証

アルバム・オブ・ザ・イヤー、最優秀ポップ、最優秀ビジュアル効果の3冠。レッドカーペットではヴァレンティノ新クリエイティブ・ディレクター、アレッサンドロ・ミケーレによる赤いレースのオートクチュールドレス。ティファニーのダイヤとトレードマークのふんわりブローで、まさにハリウッドオーラ全開。スピーチでは新作『Man’s Best Friend』のリリースを匂わせ、ファンを熱狂させました。

テイト・マクレー:メデューサの視線

ルドヴィック・ド・サン・セルナンのシアードレスで妖艶に登場。ステージでは光と影を駆使し、ダンスと造形で「メデューサの凝視」を表現。元ダンサーの彼女は2020年の〈You Broke Me First〉で一気にブレイクし、今やZ世代の新たなポップアイコン。次世代ブリトニーと呼ばれるのも納得。

マライア・キャリー:ゴールドの伝説

今年の「ビデオ・ヴァンガード賞」はマライア・キャリーに。なんとこれが彼女にとって初のVMAs受賞! ゴールドのスパンコールボディスーツでヒット曲をメドレー披露し、会場は彼女のライブそのもの。さらに新アルバム『Here for It All』を9月末にリリースすることも発表。手にしていたゴールドの「Moonbubu」は、Labubuデザイナーのマルコ・モンローとのコラボで誕生した特別版。ヴァンガード受賞者だけが持てる限定モデルです。

トリビア:ムーンマンの由来

「Moonman」は1981年のMTV開局時、アポロ月面着陸映像から誕生。音楽と映像の革新を象徴しています。今年はLabubuとのコラボでキュートな進化を遂げ、SNS映えするアイコンに。